『天使の翼』へ、ようこそ!
当サイトは、SF小説『天使の翼』を連載するサイトとしてスタートし、紆余曲折を経た後、現在では、フォトエッセイ『天空のエクリチュール』のページにも力を入れています。写真のジャンルには特にこだわっていませんが、主に、東京の都心で見ることのできる自然にフォーカスを当てています。
どうぞ、ごゆっくりとセッションをお楽しみください。【2016.12.19改訂】
『天使の翼』作者 有川慶子
サイト管理担当 武田 敦
(註) 当サイトのアイコン、美しい白の二枚貝は、その名も『テンシノツバサガイ』。
詳しくは、フォトエッセイの記事をご覧ください。
プロフィール、或いはこのサイト誕生の経緯
このサイトを作成するのにいささか悪戦苦闘したのだが、そもそもこのサイトは、私が、ある友人の依頼を受けて立ち上げたものなのだ。ある日、久しぶりに酒でもと誘われ、呑気に出掛けて行った私を、頃合いを見た友人の告白が襲った――
「SF好きが高じて、SFを書いてしまった。発表する訳にもいかないので、ブログという形で世に送り出そうと思う」
この友人はあくまで匿名を希望している(現在はペンネーム:有川慶子を公開)ので、このセリフも中性的な表現に変えてある。私は、日本酒をグビりとやりながら、どうぞご勝手に、と言ったのだが――
「ブログは、お前が(あなたが)やってくれ……」
途中経過は割愛するが、結局受けるはめに陥ったのは、うかつにも私が、その友人に弱みを一つ握られていたからという次第……
とまれ、この高慢なる友人のわがまま放題のサイト運営方針を書いておかない訳にはいかないだろう。ご覧の皆様にはくれぐれも申し上げておくが、全ては、この友人がどのようにして私の方へ原稿を回してくれるかにかかっている。
① どのような頻度で原稿を投稿できるかは、分からない(ちなみに、友人のSF小説は、長編で、執筆途中)。
② このSF小説を完成できるかどうかも、分からない(そうなったら、めでたくこのサイトは削除ということに……)。
③ サイトのページが満タンになったら、最初の方の章は、いったん閲覧不可にする(えっ、それじゃあ、このサイトが出来てから何日もして読み始めた人はどうするんだ?何か手立ては……)。
友人は、他にもいくつか注文を付けていたような気がするが、もう書かないでおく。①から③までで、もう十分読者に愛想をつかされるはずだが、私としても、まったく張り合いのないのは嫌なので。
このような経緯で世に出ることになったSF小説『天使の翼』は、遥かな未来、宇宙時代を生きる女性吟遊詩人デイテが、ある使命を担って波乱万丈の旅に出る冒険の物語です。デイテ本人が直接私達に語り掛けてくる、所謂『一人称小説』の形式をとっていますが、だからと言って、作者が女性であるとは限りません。日本にだってあの紀貫之の土佐日記のように、女性に仮託した物語は枚挙にいとまがないのですから。それどころか、私の友人作者氏は、とても面妖なことを言っているので、彼(彼女)の言葉でもって、この前置きの〆としたいと思います。
「昨夜また、デイテから電話があった。ワームホール回線ってやつ(だ)よ。こういう便利なものがあって、時空を超えた会話が出来るから、わたしは、ただ彼女の言ったことをそのまま書き写すだけ……」
2015年4月 寒気の去ったすがすがしい朝記す
サイト管理担当 武田 敦
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