最初にお小遣いをキープするか、後から決めるか?

『ハッシュタグ狂詩曲(#Rhapsody)』第1話
 テーマ:夫婦は財布別々、一緒、どっちがいい?

 『夫婦の財布が別々』というのは、基本的には、夫婦共に働いている共働きの場合に可能な方法で、夫には『夫の収支』が、妻には『妻の収支』が存在することになり、結婚した後もかなり独立性(経済的な自立性)の高い方法と言える。
 この場合は、共同生活に関わる支出をどの様にするか、予め決めておくことになる。例えば、家賃と光熱費は夫が支出し、食費は妻が支出する、というような形を取ることになる。
 このやり方では、子供のためのお金をどうするか、将来のための貯蓄をどうするか、臨時の支出をどうするか、はたまた夫婦でデートや旅行に行く時どちらが負担するかなど、色々と課題が出てきそうだ。
 この方法を簡単に計算式に表現すると――

夫の拠出分(夫の収入ー夫のお小遣い)+妻の拠出分(妻の収入ー妻のお小遣い)=共同の支出+共同の貯蓄

 一方、『夫婦の財布が一緒』というのは、ともかく、まずは夫婦の収入を合算し、その金額を、共同の支出、共同の貯蓄、夫婦それぞれのお小遣いに振り分ける方法。

 この場合、振り分けを担当する、家計を管理するのを、妻にするか、夫にするか、共同で話し合いながら管理するか予め決めておくことになる。
 このやり方では、お金の面での夫婦それぞれの自由度は抑制される一方、共同の家計管理が臨機応変に行えるようになる。できれば夫婦で話し合いながら管理するようにすれば、透明度も非常に高い。
 この方法を簡単に計算式に表現すると――

夫の収入+妻の収入=共同の支出+共同の貯蓄+夫のお小遣い+妻のお小遣い

 僕は、夫婦なんだから、家計は共同で話し合いながら決めていく、透明度の高い方がいいと思うんだけど、皆さんはどうですか?
 もっとも、夫婦ともに高額所得のセレブ夫婦だったら、財布別々でも全然問題ないんだろうな……

(サイト管理担当:武田敦)




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