困ったポリシーだけど尊敬してます
『ハッシュタグ狂詩曲(#Rhapsody)』第30話
テーマ:インスタグラム
インスタグラムは、利用者がスマートフォンで撮影したデジタル画像を、出先からタイムリー・スピーディー・イージーに投稿できることにこだわった画像共有アプリであることは、言わずと知れている。
したがって、家に持ち帰って、パソコンでじっくり編集して投稿しようとすると、いくつかあるインスタグラム以外のアプリの助けが必要になる。パソコンの中にスマートフォン同様の環境を作ってインスタグラムで投稿するという手法まである。
実際上は、パソコンから画像投稿するのに困ることはないのだが、稀に、インスタグラムの仕様が変わる時などに、詳細は不明ながら、パソコンから投稿するためのアプリが一時的に使えなくなったりする……
それはそれとして、わたしが一番感心するのは、インスタグラムが当面(永久にと言うべきかも知れない)パソコンから投稿できる機能を付け加える予定が全くない、その徹底したポリシーにある。
このポリシーは、パソコンからも投稿できるようにすれば利用者が増えると予測できる(違うのかしら?)ので、単純に売上・利益の問題ではないようだ。
インスタグラム共同創業者のケビン・シストロムが、「リアルタイムにリアルワールドで取られた写真がインスタグラムだ」と発言しているそうなので、純粋に思想上の問題、コンセプトなのだろう。
わたし達のサイトでは、わたし、有川慶子が撮影した画像をサイト管理担当の武田君にメールし、武田君が、電話でわたしとやり取りしながらコメントやら、ハッシュタグをパソコン入力している。わたしが、パソコンが苦手なためそういう手順を踏んでいる(このブログを書くのに使ったパソコンの知識は、ほぼ武田君の受け売り)。武田君は、パソコンならいいけど、スマホでコメントを入力したり、画像を加工するのはまっぴらごめんだと言っている……
わたし達が、インスタグラムのコンセプトに反した形でインスタグラムを利用しながら、なおインスタグラムにこだわり続けるのは、もちろん、インスタグラムが類まれなる画像共有アプリだからだ。
『天使の翼』作者:有川慶子
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