『天空のエクリチュール』スタート!――フォトエッセイ再開のお知らせ――

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 早速ですが、当サイトOwnd版『天使の翼』には、長らく休止中のページが存在しました。
 Photoページであります。『フォトエッセイ、或いは身辺雑記』と題したこの企画は、【キムジャンからの贈り物】の投稿を最後に休眠状態となっていました。
 これは、全くわたくし有川慶子の怠慢であると同時に、このような形での企画が、わたしにとっては長続きさせ難いものであったと、率直に反省しています。

 

 今回長かった冬眠から生まれ変わって目覚めようとしている企画は、


 フォトエッセイ『天空のエクリチュール』


であります。
 その概要を簡略に記しますと――
 ① Instagram形式での投稿は、継続する。(エッセイの文章部分は、コメント欄に載せる。)
 ② フォトエッセイには、本来の『組写真による劇的な構成によるメッセージ発信』という形式と、もっと簡易に『写真を主人公にした文章表現』という形式があり、『天空のエクリチュール』は、後者に属する。
 ③ エッセイという言葉の意味については、最も広く解釈して、西洋的な思索・試論から、日本的な雑文・日記の範疇まで含めたものとして捉える。
 ④ 写真については、雨が降ろうとも、曇天であろうとも、夜間であろうとも、例外を除いて、わたしの窓辺の風景を定点観測のごとく掲載するという趣向を取ります。
 ⑤ 『天空のエクリチュール』の『天空』とは、より広い視野、高い次元から物事を俯瞰したい、という願望を表します。天使に仮託して言葉を吐く、という意味ではありません。

 ⑥ 『エクリチュール』という言葉をあえて使ったのは、この言葉の哲学用語としての側面ではなく、単に「書く行為」「書かれたもの」という意義に着目したものです。故に、とても無粋なことですが、『天空のエクリチュール』を直訳すると『俯瞰して書く行為』となります。


 『天空のエクリチュール』の概略はこのようになりますが、企画文書の常で、実際にわたしの投稿したものをご覧になると、分かります。全く自由な形式での文章、というに過ぎないのです……


『天使の翼』作者:有川慶子